会長のタンタルです。
会長という立場ゆえ、文批研のイメージをいろいろと耳にすることがあります。
「文芸サークル未満」「サブカル寄りしているところ」などなど(困惑)、
部員を通してでも、外部の方からも様々なご意見を伺うことがあります。
しかし、このようなイメージは正しいと言わざるを得ない反面、
文批研の特徴から考えると異議を唱える必要もあると考えます。
文批研のメンバーを見ると、サブカルに興味がある人もいれば、批評・評論に興味がある人もいますし、それ以外にいろいろなところで活動している人もいます。
このような人たちが集まって、文批研の活動目的――
何かを発信したり、実践したりする場――を目指し、様々な活動をしています。
また、(守るべきことは守るべきですが)その
内容や方法などは自由とされています。
ただ、このように活動の幅を広くとっているからこそ、
個人個人が別々に活動しているのはもったいないと思います。
いろんな人がいる空間であるからこそ、部誌を作成したり、イベントをしたりするときにさまざまな化学反応が期待できるでしょう。
個人的な意見を多少含めて言えば、
文批研は各々の興味・関心を追求する場であると同時に、興味・関心を見つける場として使ってくれると幸いです。
体育系にしろ文化系にしろ高校までの部活は、関心を徹底的に追求することに力を注ぐ傾向にあります。
体育系であればどうやって上位を取りに行くか、文化系であればどうやってその道を極めるか、などなど。
しかし、自分の立ち位置を客観視できなければ、主観の檻の中でもがき続けるしかありません。
興味・関心の視野を広げることによって、自分のやりたいことややらなくていいことなどが明らかになるのではないでしょうか。自分が今まで興味を持っていなかったことにも足を伸ばし、その成果を部誌やイベントなどで残すことができればうれしく思います。
そうした意味で文批研の良いところは、ひとえに
いろいろな人がごちゃまぜでいることです。
部誌の原稿は興味・関心を追求することで結実したものですが。このような興味・関心を文批研で見つけたという声を聞くことがあります。いろいろな人がいることで、今まで関心の無かったものを覗いてみることが出来ます。
部誌の内容を見ると、小説を書く人もいればガチガチの批評を書く人、コラムらしいものを書く人もいます。
皆、文批研に来なければこのような部誌を手掛けることはなかったでしょうし、そもそも自分の文章をこのような形で残すことも出来なかったでしょう。
ぜひ、このごちゃまぜの空間の中で、面白いこと、楽しいことを見つけてみましょう!
ここからは宣伝。
4/9(土) 13:30正門集合で
池袋を散策するイベントをやります。
池袋周辺を歩きつつ、池袋といういろいろなものがごちゃまぜの地域を覗いてみましょう。
詳しくは、イベントの記事を見てください。