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どうも、片上です。

先日の勉強会では、お集まり頂き有難うございました。
勉強会では小島信夫「美濃」から、小説という文学形式の層と構造の読み取りを試みました。しかし時間の都合などから、作品の善悪の判断にまでは到れませんでした。そこで、参加者のご希望に応えて精読会を開くことにします。
頁数が多い作品なので、4回に分けて行う予定です。第1回の開催は6月7日(日)です。皆さん、是非お集まり下さい。

我々を翻弄する怪作「美濃」とは何か。其処へ少しでも到れればと思います。

小島信夫「美濃」精読会第一回
日時:6月7日(日)13時―17時
場所:未定
題材:小島信夫「美濃」(講談社文芸文庫 こA-7)
範囲:「ルーツ 前書1」―「ルーツ 前書4」(7頁―105頁)
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雲雀です。

懲りずにA.ギデンズ『社会学 第五版』で読書会をやります。今回は第七章(「家族と親密な関係性」)と第八章(「健康、病気、障がい」)が範囲です。2月に第一章と第二章、3月に第三章と第四章を扱った読書会を開きました。いよいよ、というかようやっと各論的な章に入っていきます。第四回があるかは謎です。

過去二回は本文の他に適当な資料(あえて詳しくは語りませんが…)を用意し、それらを適宜参照しつつ議論を深めるという形式でやっていました。今回もあまり変わらないのではないかと思います。個人的にはテンション抑え目で、じっくりやっていきたい会になっています。

もちろん参加希望は受け付けております。事前にご連絡いただければと思います。

五月読書会 
文献:A.ギデンズ(松尾精文ほか訳)『社会学 第五版』、而立書房 第七章・第八章
日時:5月31日(日) 14時30分~18時30分
場所未定です。


よろしくお願いいたします。

雲雀

イベント終了2日前にギリギリイベントが終わりました。大湊の雑魚提督です。甲甲甲乙丙丙でした。
提督としての意識の低まりをだいぶ感じますが、一応艦これの勉強会を主催することになってます。告知をせかされていましたがイベントを終わらせるまで待ってもらいました(クズ)

新歓勉強会⑥「アニメ「艦これ」はどうして「ストライクウィッチーズ」になれなかったのか」
日時:5月23日(土) 13:00~
場所:5309教室


艦これのアニメが終わってから早いことにそろそろ2ヶ月経とうとしていますが、あのアニメはわけわからないぐらい叩かれていましたね…
かくいう私も、クソアニメ耐性がある(というかあまり考えてアニメを見ないためにクソアニメであることに気づけない)のですが、そんなちゃらんぽらんな脳みそでさえこれはおかしい、と気づくことが出来ました。驚くべきことですね。
というわけで、どうしてああなってしまったのかなあ…という回顧と懐古をするのがこの勉強会の目的です。
見てられなくなって途中でリタイアした方も、最初から見切りをつけてたって人でも大丈夫。責任をもって私が全話2周しております。

この勉強会をやると言ってからというもの、いろいろな人になぜストライクウィッチーズと比較するのか、と言われたのですが、個人的にはすごくこの二作品を並べるのがしっくりきています。なんででしょうね?たぶんそのことも話します。というか私がこの二つで話すのが一番やりやすいだけなのですが。



ここまでやってきた新歓勉強会のタイトルを並べてきてみても、明らかにオタク臭の抜きんでているタイトルではありますが(中身もきっとそうですが)、それでも話を聞いてやろうと思ってくれる方には感謝してもし足りないですね。DankeDanke♡
ぜひTwitterなりメールなりで事前に連絡をいただけると助かります。


それでは当日、みなさまに会えるのを楽しみしておりますー!


こんにちは。
文批研では、今日のお昼休みでポテト会なるものを開催しました。

具体的には、
2限が空いている人で、池袋西口のファーストフード店を回り、
お昼休みに集まってポテトを食べまくるのです。
それだけ。

ポテトの比較を可能にするために、各店舗ではノーマルなポテトを頼み、
ポテトの付属商品を充実させることに力を入れました。

結果としては、ほぼ満場一致でバーガーキングの大勝利でした。
次にモスバーガー、サブウェイの順ですね。

さて、ポテト会を単に楽しむのもいいのですが、その評論的意義について荒書きした文章があるので、Blogにて公開したいと思います。


■先日、マクドナルドはアプリのバージョンを更新しました。その更新では、アプリのデザインを一新しただけでなく、1度使用したクーポンは60分以内に使用出来ないようになりました。つまり、アプリ内のシステムを改変してクーポンの使用の厳密化を図ったのです。

■マクドナルドは数々の不祥事が明かされたことによる信頼の陥落、単価・集客力低下によって利益を上げられない構造的問題を抱えています。これは、従来のマーケティングが志向してきた科学的手法の徹底の限界と見ることができます。

■しかしこのような構造的問題はチェーン店の多くが抱えています。企業内外で調査・分析を重ね科学的手法によってマーケティングを進めている彼らは、信頼と利益を失う危険性をマクドナルドと同程度担保し続けているのです。マクドナルドは、このような傾向の最右翼といえます。

■最近の企業の取る手段の傾向として、工学的手法が増えていることは注意すべきです。クーポンの使用の厳密化のように、システムの厳格化に情報技術は大きく関わっています。また、細かな規則を設けて契約関係を強調する法律志向も考えられます。しかしお店の活気・お客の満足を生み出すために、このような工学的手法を用いると必ずマクドナルドのように限界が来ます。

■<ヒト・モノ・カネ>の流れによって、マーケティングを進めることは企業にとって重要なことですが、<ヒト・モノ・カネ>が合わさって作り出す価値について考える必要があります。食べ物がもつおいしさを違った視点から捉えなおす機会として、ポテト会は一例となれば幸いです。



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