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インプロワークショップとは、簡単にいうとゲーム感覚でポーズや演技をしていくというもの。みんなでやっていくから楽しいし、コミュニケーションを【理論と実践を交えて】学べるっていうのが面白い!
(Platformさんによるインプロワークショップの紹介はこちら)

今回はPlatformさんという即興パフォーマンスチームの方々のご協力を仰ぎ、ワークショップを行います。

予定:【5/22(日) 13:20】池袋西口に集合。下北沢などがある世田谷区あたりの公民館へ行きます。ワークショップは17:00までありますが、途中抜けもOKです。
費用:ワークショップの費用は、普通は3,000円なのですが、学生は【タダ】で行けます!学生を対象に力を入れていらっしゃるんですね。

締め切り:【5/13(金)】までにメールでbunhiken@live.jp まで連絡をください。
大人数の方が盛り上がるので、みなさんのご参加お待ちしてます!

文批研インプロワークショップ 担当者より
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21世紀は、アメリカ同時多発テロによって幕を開けた。昨年にはフランスでも同様の事態に見舞われた。一方、国内に目を向けると、原発事故を伴う東日本大震災。そして、記憶にまだ新しい熊本地震が起きた。これら二つの事態は、人災であるのか天災であるのかの違いがあるとはいえ、両者とも「予測不可能」なものとして、私たちに突きつけられる。その意味で、21世紀は国内的にも世界的にも「確率性の時代」ということができるだろう。それは、20世紀までのように、「敵」の姿が判然とした国と国との戦いのモデルには還元できない。いまや、どこに敵が潜んでいるかは不明瞭だし、いつ死に直結する事態が訪れるのかも予測不可能である。

このような確率的な世界は、個人のレベルにも影響を及ぼしている。よく言われるように、今日の若者は、社会で働くことや国の政治について考えることに「意味=必然性」を見出せない。それは、個人の日常のただ中にも、確率的な虚無感が孕まれていることの表れだろう。

簡潔にいってしまえば、現代社会とは、そのような「無意味さ=確率性」をいかに覆い隠すのかということに、奔走した社会である。具体的には、アニメの隆盛や管理社会の発達がそうである。
今回の勉強会では、そのような現代社会を思想、社会学、文化などの多様な観点から検討していく。そしてその結果、現代社会には「哲学的=偶然的」な思考が欠落していることを明らかにしていく。

硬い内容に思われるかもしれませんが、上記のことについて全くの初心者でも理解できるような言葉選びをするので、少しでも興味のある人には是非参加してもらいたいと思います。

【5月勉強会B】「現代社会における哲学の重要性――いま・ここの欲望を越えて」
日時: 5/28(土) 15:00〜(変更しました)
場所: 5209教室にて。



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